スペシャルコメント

小堀さん(ゲスト)
第11回で、審査委員会特別賞を
受賞した
小堀由尋さんに インタビュー
しました。
現在、テレビ番組の制作や
ディレクターとして活躍されています。
足立区(インタビュアー)
小堀さん(ゲスト) 足立区(インタビュアー)

独特な「フレーズ」と「踊り」で
審査委員会特別賞を受賞!

足立区(以下、区)

小堀さんが、あだワンに応募したきっかけを教えてください。

小堀さん

TMS東京映画映像学校に通っている時に、あだワンの応募が学校の課題だったので応募しました。

そうだったんですね。その時の応募作品が第11回審査委員会特別賞の受賞となりましたね。
受賞された時のお気持ちを聞かせてください。

小堀さん

受賞を初めて聞いたときは何かの間違いかと思い、3回くらい聞き直してしまいました(笑)。学校の仲間たちの応募作品も見ていたので、まさか私の作品が受賞するとは考えていなかったです!

驚きの受賞だったのですね。
ちなみに、あだワンの応募前から足立区については何か知っていたことはありましたか?

小堀さん

足立区については北千住が有名で知っていましたが、あまり縁がなかったので知らないことばかりでした。ヤンキーが多いなどちょっと治安が良くないというイメージがあって、一人で撮影に行ってからまれたらどうしようかと思いました(笑)。ただ、制作のために実際に足立区の駅や商店街に行ってみたら、そんなことはなくいい人ばかりでした!

イメージが変わってよかったです。足立区では、区内の方は住みやすいし治安は悪くないと思っていますが、区外の方は、よくないイメージを持っている方もいるので、払拭していきたいと力をいれています。

今のお仕事について教えてください。

小堀さん

今は、NHKのドキュメンタリー番組のディレクターを務めるなど、テレビ番組の制作を担当しています。

クライアントや会社の方針に合わせて構成することが必要なお仕事だと思いますが、あだワンでの経験がどのように生かされていますか?

小堀さん

リサーチがとても大事な世界で、求められていることを作り出すことは、あだワン制作からつながっている部分だと思います。そういった意味でもあだワンに挑戦してよかったと思っています。

あだワン応募作品を制作していく中で難しかったことはありますか?

小堀さん

なんといっても60秒という応募条件です。60秒という短い尺の中で、耳に残るフレーズや目を引く変な踊りを入れてインパクトが残る工夫をしました。実は、あえて少し雑な映像にしているのも工夫の一つなんですよ。

小堀さんの作品は、インパクトを出したり、足立区を覚えてもらうために狙っているならすごい作品だ。と審査会でも話題になりました。まさに狙いどおりですね!

今後のあだワンに期待することを教えてください。

小堀さん

年々クオリティがあがっていると思いますし、私の作品よりも何段もレベルの高い作品をみることができたら嬉しいです。あだワンは区内の方が多く応募している印象がありますが、私のように区外からの応募だと、足立区の良さを知ることができるし良い経験にもなるので、区外の方もたくさん応募して欲しいと思います。

ありがとうございます。足立区って良いところだとか、意外におもしろいところがたくさんあるだとかを多くの方に知ってもらうのもあだワンの狙いや目的の1つなんです。

最後に、みなさんへメッセージをお願いします。

小堀さん

作品を制作するうえで大事なことは、自分が楽しむことだと思います。私も受賞作品の「踊って発見!」は、これまででトップ5に入るほど楽みながら制作した作品です。みなさんも楽しい思いを盛り込み制作することで、素晴らしい作品ができると思います。

小堀さん PROFILE
1998年千葉県生まれ、神奈川県川崎市在住。
●学歴:大妻女子大学・TMS東京映画映像学校 卒
●現在の会社名及びお仕事の内容:
株式会社コンパス勤、NHKのドキュメンタリー番組のディレクターを務めるなどテレビ番組の制作で活躍中

第11回 作品動画「踊って発見!」